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マネーリテラシー

老後の生活が心配な理由1位は「十分な金融資産がないから」

金融広報中央委員会が
2人以上世帯を対象に行った調査(2021年)では
老後の生活について「非常に心配である」という
回答が全体の35.2%、「多少心配である」が
41.8%となっていますが
多くの方が老後の生活を心配する具体的な
理由にはどんなものがあるのでしょうか。

同調査で「老後の生活を心配している理由」として
最も回答が多かったのは
「十分な金融資産がないから」となっています。

出典:知るぽると
「家計の金融行動に関する世論調査2021年」
(二人以上世帯調査)

その他には「年金や保険が十分ではないから」

現在の生活にゆとりがなく
老後に備えて準備(貯蓄など)していないから

といった回答がありますが
いずれも金融資産が十分にあれば
ある程度は老後の生活に対する心配が解消されたり
緩和されるような理由となっています

十分な金融資産とは、どれくらいの金額になるのか

老後資金としては、どれくらいの金額が十分な
金融資産と呼べるのかは、想定している

老後のライフスタイルに
よっても大きく異なるでしょう。

そこで、老後に最低限の生活が送れる金額と
ゆとりのある生活を送るための金額に分けて
十分な金融資産がどれくらいに
なるのか目安となる金額を計算してみます

老後に最低限必要な生活費を賄える金融資産は?

公益財団法人生命保険文化センターの調査(令和元年度)
によれば、夫婦2人が老後生活を送る上で
必要と考える最低日常生活費の平均は
月額22万1000円となっています

仮に65歳から90歳まで
月額22万100万円の生活費で生活した場合
25年間での総額は6630万円となります。

同じく65歳から90歳まで国民年金を受け取る場合
令和4年度の満額(月額6万4816円)を基にすると
夫婦2人分を合わせた25年間での受給額は約3389万円です。

また、会社員として平均的な収入
(賞与含む月額換算で43万9000円)で
40年間就業した夫と専業主婦の妻の世帯の場合

厚生年金(月額21万9593円)と国民年金
(夫婦2人分の満額)を合わせて25年間で
受け取れる老齢年金は約6588万円です

年金収入と合わせて最低限の生活費
(月額22万1000円)を確保できる金額を
十分な金融資産の額とすると国民年金しか
受け取れない場合でも
原則の年金受給開始年齢となる
65歳時点で3250万円程度の老後資金があれば
夫婦2人では十分といえるでしょう

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